定款は大事です ①

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、会社を設立する時に、定款というものを作成します。
定款とは、会社の組織や活動を定めた根本規則またはこれを記載した書面のことを言います。
つまり、当該会社のルールのようなものです。

会社を設立したい方は、「会社の設立」が目的ではなく、会社を設立したあとになにがしらの事業を行うために、会社というものを作ります。
そしてその会社は、行いたい事業に即してルールを作る必要があります。
会社が設立された後に、社会の中で活動をし、株式会社であれば、それは利益獲得のために、活動を行っていきます。
とすれば、一定のルールに基づいて活動をおこなわないと、社会における経済活動が正常に機能しなくなる恐れがあります。
そこで、会社法という法律が存在するのですが、会社のスタートの段階である設立についても、詳細な規定が設けられています。
会社は、このルールに基づいて設立されて、初めて社会において活動ができるということになります。

では、会社の設立において何が重要かとなってくると、それは最初に記した「定款」ということになります。
会社法は、定款に必要事項を記載することで、その会社のルールを対外的にも示すことになります。

その定款には、

「絶対的記載事項」

「相対的記載事項」

「任意的記載事項」

というものを記載していくことになります。

次回以降、詳しくみていきます。

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