P系とC系

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、公的な何らかの許認可や、申請、届出を行う場合の書類の提出先として、私自身、行政庁は、P系とC系で大きく分かれると認識しています。
P系とC系といっても、私が勝手にいっているだけで、P系は、POLICE OFFICE 警察署のPで、C系は、CITY OFFICE 市役所のCです。
まあ、代わりやすく言うと、書類の提出先に、警察が絡んでくる所と、それ以外の所という感じです。
なぜ、提出先が大きく2つに分かれてるんだろうと、一度考えたことがありました。

提出先に警察が絡んでくる所の代表例としては、風営法関係、古物商関係、車関係などがあげられます。
風営法関係では、クラブやキャバクラ等の接待のある飲食店、ゲームセンターの遊戯場、性風俗のお店関係等が対象です。また普通の飲食店は、管轄の保健所が許可の提出先ではありますが、深夜にお酒を出すお店は、警察にも許可を得ないといけません。
これらのお店からは、夜の繁華街をイメージできるのではないでしょうか。
また、古物商は、読んで字のごとく、古物を売る商売ですが、古物は盗品の可能性もあります。
車関係では、車を登録する前段階で、車の車庫証明を管轄の警察署に届けなければなりません。

何を言いたいのかというと、これらのことは、警察が犯罪の捜査を行う場合に、捜査を始める入口になりやすそうなイメージがないでしょうか。
お昼間のファミレスより、夜の繁華街の方が、なにか怪しそうなイメージがあると思いますし、犯罪に関係する盗品は、現金化するため、古物商に持ち込まれるかもしれません。
また、犯罪には、車も利用する場合もありますから、誰がどこに車を置いているかを把握しておくのは、警察にとって有益です。
歴史的な経緯や、さまざまな事情から、ある一定の許認可や、申請、届出を行う場合の書類の提出先として、警察を窓口としているのだとは思いますが、私自身は、結局は、犯罪捜査のためなんだろうなーと、いまだに思っています。

以上、P系の書類についての勝手な解釈でした。

 

 

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