技能実習制度 ②

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、技能実習制度といわれても、どういったものか具体的なイメージが沸かない方もいらっしゃると思います。
本当の本当に、大まかな制度の流れとしては、まずは外国において、日本で技能を身につけたい人を募集して、日本の受け入れ窓口機関を通じて、日本に入国し、実際の技能を身につけるために、受け入れの会社と雇用契約を結んで、働くという流れです。

では、少しだけ細かく、全体の流れの外観を見てみたいと思います。
その前に、日本の受け入れ窓口機関には、「企業単独型」と「団体監理型」の二つがあるのですが、今回は
「団体監理型」の方の流れをフローで確認します。

※初登場の用語が多くありますが、それらは後日説明するものとして、今はスルーします

① 外国にある送出し機関と、日本にある監理団体が、技能実習の件について契約

    ↓
② 日本の技能実習の受け入れ企業が、監理団体に技能実習生の受入れを申込み

    ↓
③ 外国の送出し機関が、実習生の応募、選考、決定を実施

    ↓
④ 日本の技能実習の受け入れ企業と、外国にいる技能実習生が雇用契約を締結

    ↓
⑤ 受け入れ企業が技能実習の実習計画を作成し、監理団体に申請

    ↓
⑥ 外国人技能実習機構に監理団体が申請

    ↓
⑦ 外国人技能実習機構が、監理団体に団体許可、実施計画の認定を実施

    ↓
⑧ 監理団体が、技能実習生の日本への入国を、地方入国管理局に申請

    ↓
⑨ 地方入国管理局が、入国の許可

    ↓
⑩ 技能実習生が日本に入国

    ↓
⑪ 日本の受け入れ企業にて、技能実習を開始

    ↓
⑫ 監理団体が、日本の受け入れ企業を指導、支援

となります。
大まかな流れですので、いろいろ詳細はお話する必要がありますし、登場する関係部署も様々ですので、
今後説明していきたいと思います。
まずは、全体像のご案内でした。
(何事を行う際にも、まずは全体像の把握が大事と、私は教わってきました)

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