おっ、本日は「憲法記念日」

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、気が付けば、本日は、憲法記念日ですね。

法律の勉強をするまでは、なんで5月3日が憲法記念日なのか、考えたこともなかったです。
そもそも、憲法の中身も、高校の公民の授業でならったレベルでしたし、大学の学部も、法学部出身ではなかったので、憲法とは、縁のない人生を歩んできました。

しかし、伊藤塾の伊藤真先生の講義を受けて、なるほど、憲法ってなんて素晴らしいんだと、多くの方と同様に感銘をうけてからは、なにかと意識はするようにしています。

そんななか、憲法を含め、法律の勉強をしてくると、いろいろな、法律関係のウンチクに出会います。
多くは、学者や裁判官、検察官や弁護士の先生方から、聞いてきたものですが、「憲法記念日」にも、ウンチクはあります。

5月3日は、「憲法記念日」ですから、憲法と関係のある所が、アクションを起こします。
毎年、憲法記念日の前の日あたりに、最高裁判所の長官が、記者会見をします。
ちなみに、最高裁判所の長官とは、日本国の司法のトップです。
日本は三権分立ですから、司法、立法、行政にトップがいます。
毎日テレビでみる、安倍首相は、行政のトップです。立法機関である国会のトップではありません。
イメージ的には、国会のボスみたいですが、国会のトップは、衆議院と参議院の議長です。
おそらく、日本国民の99%は、今の両議員の議長の名前を言えないと思いますが・・・
このように、司法のトップである、最高裁判所の長官が、自らメディア向けに記者会見するのが、憲法記念日を迎えるにあたっての、毎年の恒例行事になっています。

ウンチクですが、最高裁判所の長官が、メディアの前に登場するのは、この憲法記念日と、あとは、最高裁判所の長官に就任時、と、退任時です。
前の長官は、退任時に記者会見しなかったので、慣例無視だとして、メディアからたたかれてました。

今年は、大谷直人最高裁長官が、憲法のことについて、思う所をお話してます。
気になる方は、ニュースで確認してください。

ちなみに、大谷直人最高裁長官は、刑事畑の裁判官出身です。

最後のウンチクですが、最高裁判所の裁判官の定員は15名で、その構成の内訳は、慣例で決まっています。

裁判官出身者 6人(民事畑と刑事畑で3人ずつ)、

検察官出身 2人、

弁護士出身 4人、

学者出身 1人、

行政官(外交官等)出身 2人です。

さらに、弁護士出身の4人も、内訳が決まっていて、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会、大阪弁護士会から、各1名となっています。

よって、弁護士から将来、最高裁判所判事を目指すなら、東京か大阪でがんばらばいといけないということになります。

なんか、憲法記念日から、ウンチクのお話になってしまいましたが、それだけ、憲法や法律は、周辺部分も奥深いと思ってください。

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