産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会 ①

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、産業廃棄物処理業の許可をもらうためには、許可申請の前に、「講習会」というものを受講し、講習会の最後に行われる「修了試験」に合格しなければなりません。

産業廃棄物の収集運搬課程の場合は、講習科目は、

・行政概論
・環境概論
・業務管理
・安全衛生管理
・収集運搬

の5つになります。
講習会自体は、2日間にわたって行われ、科目の分量では、行政概論が最も多く、1日目の多くを占めていて、
他の科目は、だいたい同じぐらいの講義時間となっています。

修了試験は、全35問、合格規準などは発表されていませんが、受験した多くの方は試験に合格しているといわれています。
もっとも、修了試験に落ちた場合に、再試験が2回まで認められており、ということは、落ちる方が必ずいるということで、油断して講習を聞いていないと、修了できないということになります。

修了試験、全35問のうち、半分の17問は、行政概論からの出題で、行政概論の中身は、廃棄物処理法についてです。

まあ、産業廃棄物の収集運搬業の許可をもらうわけですから、廃棄物について多くを勉強するのは当たり前なのではありますが、この廃棄物処理法が難しのが難点です。

講習は、寝ないでしっかりと聞いておけば大丈夫とは言われていますが、この講習に来られる多くの方は、普段、椅子に座って、講義などを受けないような方が多いので、やはり苦痛だと思います。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ