産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会 ④

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、まずは、この
「産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会」
が、どのように行われるのか、実際の講習会の講義の内容以外のことを見てみたいと思います。

私が受けた講習会は、産業廃棄物の収集・運搬過程です。

実は、講習会は、許可の種類ごとに受けなくてはならなくて、産業廃棄物処理業には、4種類あります。

 

・産業廃棄物収集運搬業
・産業廃棄物処分業
・特別管理産業廃棄物収集運搬業
・特別管理産業廃棄物処分業

です。
この自己が許可申請を行いたいものについて、講習会を受けることになります。
一番多いのが、産業廃棄物の収集・運搬過程です。

私は、福岡エリアの講習会を受けましたが、参加人数は、150人ほどいたと思います。
こんなに来てるのか、とびっくりしました。

さて、この産業廃棄物の収集・運搬過程の講習会は、2日間行われます。
1日目が、9時から受付開始、9時30分から開講式です。
開講式では、研修全体の流れや、注意点が話されます。
会場での、飲み物は飲んでOK、たばこは、所定の場所で、お昼休みは、会場内で弁当を買ってきて食べてもOKなどです。
ちなみに、講習会では、お弁当は用意されていませんので、お昼ご飯は、各自で外に食べにいくか、
お弁当を買ってくるかになります。
私の会場では、外に食べにいっている方が多そうでしたが、食べるお店が付近になければ、お弁当を買ってきておくのがいいでしょう。

そして、10時から講義の開始です。
1科目目は、「行政概論」です。お昼休憩をはさんで、1日目の15時30分まで、4時間30分あります。
修了試験でも、この行政概論が、35問中、17問でるので、大事な科目です。

実際の講義の内容は、また別のところで触れますので、講義がどんな感じに進むのかをお知らせします。

あ、その前に、当日の持参物ですが、受講票には、筆記具持参(鉛筆またはシャープペン、消しゴム、マーカーペン)
とありますが、他にもってきたほうがいいものとして

・青や赤のボールペン
・定規(ものさし)
・メモ用の紙かノート
・付箋(ふせん)

があったほうがいいと思います。

講義中に、講師からは、大事な所はマークしてくださいと指示があります。
マークする時は、定規があったほうがきれいに、線を引けます。

また、マークした場所がわかるように、付箋、ふせんを貼っておくと、見やすいです。
テキストのページを折り曲げて、目印にされている方もいましたが、折り目は多くなると、じゃまになります。

講義中に、講師が言ったポイントを、テキストに書き込みする所が、多くあります。
書き込み時は、鉛筆やシャープペンでなく、ボールペンがいいです。
削ったり、芯を出したりせず、書き続けられるからです。
また、テキストの文字の色が、黒色なので、ボールペンの色は、赤や青などとがいいです。

黒のボールペンだと、テキストを見返した時にわかりにくいです。

話を戻します。
講義の講師は、講習会を主催する、「日本産業廃棄物処理振興センター」の職員の方や他の関係機関出身の方が行います。

話がわかりやすい講師もいれば、そうでない方もいます。

講習会のテキストは、メインテキストが一冊、資料テキストが一冊の合計2冊配布されます。
講義は、メインテキストを主に使って行われます。

メインテキストは、なんと、400ページ以上あります。
これを2日間の研修で、講義を聞いて、そのあとすぐに、修了試験を行います。
当然、話を聞いただけで、400ページもの分量を理解できるわけがないので、
ちゃんと、講義中に、講師の先生が

「ここは、重要ポイントです。マークしてください!」と言います。

さすがに、「ここが試験に出ます!」とは、大人の事情で言えないと思いますので、
重要ポイントという言葉で、修了試験に出題されるところを教えてくれます。

といっても、この重要ポイントだけでも、かなりの量なので、気合いれて、マークしなければいけません。

2科目目は、15時30分から「環境概論」です。
1日目は16時30分までです。

お昼休憩以外にも、講義のあいまで、トイレ休憩はあるので、おトイレに行くのを我慢しないといけないことはありません。

私の参加した講習会は、会場がビルの6階にあり、タバコを吸える場所が、ビルの1階にしかなかったので、タバコを吸う方は、そのつど1階に降りなければならず、トイレ休憩ごとに、エレベータ前に、行列ができてました。

初日を終えた感想ですが、講習会の中身は、かなり濃いです。
修了試験に合格するためには、しっかり講義を聞く必要があると思いますので、
前日は、しっかり寝てから、講習会場にくることを、おすすめします。

実際、講義中に、いびきをかいて、寝ている方もいましたので、。

次回は2日目を紹介します。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ