報酬額統計
お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。
さて、今回もちょっと、行政書士の小話を一つ紹介します。
行政書士の仕事のメインのものは、行政庁への申請手続きですが、この他にも、いろいろな種類の仕事を行政書士はしています。
日本行政書士連合会(行政書士の親玉組織)では、5年に一度、「報酬額統計」というものを、公表しています。
内容は
・どんな仕事を
・いくらでしたか
です。
これを見ると、紹介されているだけでも、行政書士が受けた仕事の種類が、285種類となっています。
「行政書士 報酬額統計」でグーグルしていただけると、詳細は見れるのですが、なかには、
本当にそんなことまでしているのか!と驚くものもあります。
例えば、半導体集積回路の回路配置利用権登録申請 とか、種苗法に基づく品種登録申請など、私立文系出身の私にはよくわからないものまであります。
「報酬額統計」は情報公開されているものなので、誰でも見れるようになっています。
そしてこの「報酬額統計」は、仕事の報酬についても、最頻値などのデータが記載されています。
私たち行政書士も、実際に仕事を受注するときには、このデータは参考にします。
もちろん、同じような部類の仕事であっても、中身が同じものはありませんから、この仕事はいくらと、断言ができませんが、おおよその目安にはなると思います。
お客様が、行政書士に仕事を依頼するときに、各自の行政書士のホームページなどを参考にされることがあると
思いますが、この「報酬額統計」も参考にすると、おおよその目安もわかるのではないかと思います。
結局は、仕事の依頼を受ける時は、お客様と私たち行政書士とのあいだで、報酬額についての一致があって
初めて、依頼が成立しますので。
情報公開されていますが、普段、皆さんがしらないようなことだと思ったので
ちょこっと、小話をしてみました。
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