日配?

お疲れ様です。行政書士の亀井宏紀です。

さて、入国管理の仕事を始めた時、他の行政書士の先生が、入管業務で「にっぱい」という言葉をよく使っているのを聞きました。漢字で書くと、「日配」です。

最初は、なんのことだと思い、私は、以前スーパーマーケットの業界にいましたので、その中に「日配」という部門があったことをすぐに思い出しました。
スーパーの会社によって、詳細はことなりますが、この日配は略語で、ちゃんとした言葉は、「毎日、配送する商品を扱う部門」のことです。
私のいたスーパーの会社では、牛乳やパンなどを扱う部門が「日配」と言われていました。

私にとって、「日配」とはこのイメージが強いので、入管業務でも、毎日なにかを配るようなものがあるのかと、思っていました。

でも、よくわからなかったので、なんのことかを聞くと、在留資格「日本人の配偶者」とのことでした。これを略して、「日配」とよんでました。漢字だけにすると、同じ文字です。
同様なものの略語として、「えいはい」、漢字では、「永配」があります。
これは、在留資格の「永住者の配偶者」です。

私たちは行政書士で、マスコミの業界人とかじゃないんだから、特に略さなくてもいいのになと、個人的には思っています。
ですので、私は、意識的に他の行政書士の方にお話する時でも、正式名称である、「日本人の配偶者」と略さず言うようにこころがけてます。

普段から言い慣れとかないと、一般人である、お客様にお話する時に、略語をつかってしまう恐れもありますからね。

「にっぱいってなんです?」と、お客様から言われてしまいますので。

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