スナップ写真は、大事です。
お疲れ様です。
行政書士の亀井です。
行政書士の亀井です。
外国人の方の、ビザの仕事を始める前に思っていたことと、実際に始めた後で、印象が違ったことがあります。
私は、特に、ビザの仕事の中でも、「このビザを専門にやっています」とは言っていないのですが、なぜか、
問い合わせが多いのが、結婚ビザについてです。
私は、特に、ビザの仕事の中でも、「このビザを専門にやっています」とは言っていないのですが、なぜか、
問い合わせが多いのが、結婚ビザについてです。
それも、特定の国に集中しているのではなく、結婚の相手方は、本当に、いろいろな国の方々です。
お隣の国から、地球の反対側の国まで様々です。
お隣の国から、地球の反対側の国まで様々です。
そして、問い合わせの連絡があるのは、ほぼ国際結婚するカップルの、日本人側からです。
なんで、国際結婚の問い合わせ、相談が多いのか考えましたが、よくわかりません。
でもあえていえば、外国人との結婚を考えた時に、手続きのことを誰にきけばいいのかわからない、
そして、周りに直接聞ける人がいないからではないかと、思いました。
でもあえていえば、外国人との結婚を考えた時に、手続きのことを誰にきけばいいのかわからない、
そして、周りに直接聞ける人がいないからではないかと、思いました。
仕事関係のビザだと、その仕事を担当している関係者に聞けますし、留学生関係のビザとかでも、留学生どうしの関係で、知り合いに聞けたりします。
でも、外国人との結婚の場合、結婚の相手方の日本人は、知り合いの外国人は、当該外国人の彼や彼女だけだったりすることが多いようです。たまたま、恋愛関係になったのが外国人だったというような場合です。
そうすると、周りにビザのことに詳しい人がいないから、ネットで検索する。
そうすると、行政書士という資格をもっている人が、手続きをしているとわかり、じゃあ、近くの行政書士に相談してみよう、となるのかな、と感じています。
そうすると、周りにビザのことに詳しい人がいないから、ネットで検索する。
そうすると、行政書士という資格をもっている人が、手続きをしているとわかり、じゃあ、近くの行政書士に相談してみよう、となるのかな、と感じています。
ところで、日本人の方から相談の連絡があった時、多くの方が言われるのが
「ビザを取る手続きがわからない」と、いうものです。
「ビザを取る手続きがわからない」と、いうものです。
結婚すれば、自動で、日本に在留できるビザがもらえると、思っている方も、そこそこいます。
行政書士になる前の私も、市役所とかに結婚の届出をする際に、手続きすれば、ビザはもらえると思ってました。
行政書士になる前の私も、市役所とかに結婚の届出をする際に、手続きすれば、ビザはもらえると思ってました。
国際結婚の担当官庁である、入国管理局(今は、出入国在留管理庁になりました)のホームページを見ると、国際結婚の申請のために、必要な書類がちゃんと、紹介されています。
国際結婚する際に、行政書士などの専門家に依頼せず、自分たちでビザの申請を行うときは、
ホームページで紹介されているものを揃えて、申請をすると思います。
国際結婚する際に、行政書士などの専門家に依頼せず、自分たちでビザの申請を行うときは、
ホームページで紹介されているものを揃えて、申請をすると思います。
でも、これは、最低限必要な書類で、申請者の状況によっては、もっと多くの関係する書類を提出しないと、いけないような場合もあります。
例えば、国際結婚のビザ申請の場合に、「スナップ写真」を提出します。ホームページでは、2、3葉を提出と書かれています。つまり、二人が一緒に写っている写真を2、3枚だせばいいと思えます。
しかし、たった2、3枚の写真で、二人が結婚していることが、判断できるのかは疑問です。
私も、親しい異性の友人と、数枚程度なら、一緒に写っている写真はあります。
私も、親しい異性の友人と、数枚程度なら、一緒に写っている写真はあります。
国際結婚におけるビザの審査での、最重要ポイントは、二人の結婚が偽装結婚ではないことを、申請者側で、証明することにあります。
偽装結婚ではないことの証明責任が、申請者側にあるので、「疑わしきは、被告人の利益に」の刑事裁判の原則とは逆で、入国管理の審査の場合には「疑わしきは、ビザの許可をせず」となっています。
ですから、申請者側で、偽装結婚ではないことを証明することになります。
とすれば、スナップ写真も、結婚する二人が、結婚に至るまで数年間のお付き合いの期間があったならば、
・出会った時期
・交際にいたったきっかけ
・交際中のデートでいった場所
・結婚に至るきっかけのイベント
・お二人のご両親に、お互いを紹介した時のこと
・結婚式の様子
・交際にいたったきっかけ
・交際中のデートでいった場所
・結婚に至るきっかけのイベント
・お二人のご両親に、お互いを紹介した時のこと
・結婚式の様子
などが、時系列でわからないと、本当にお互いに結婚の意思があって、そして結婚に至ったのかがわかりません。
これらを、写真などの客観的な証拠によって、立証しないといけないのが、結婚のビザの申請なのです。
ここで、写真好きのカップルなら、そこそこの二人が一緒に写っている写真を付き合いだした頃から撮っているので、特に問題はありません。問題となるのが、写真嫌いのカップルの場合です。
デートで旅行などに多く行っていても、景色や風景は撮影するが、お互いの二人が写った写真がないような場合です。
このような場合は、二人が一緒にデートにいったことが写真からは証明できないので、困ります。
そのような時は、一人だけでも写っている写真があったなら、他の写真と組み合わせて、二人はこの場所にいたことを証明したり、そこに行ったことがある人しかわからないような状況を説明するなどして、なんとか主張します。
このような場合は、二人が一緒にデートにいったことが写真からは証明できないので、困ります。
そのような時は、一人だけでも写っている写真があったなら、他の写真と組み合わせて、二人はこの場所にいたことを証明したり、そこに行ったことがある人しかわからないような状況を説明するなどして、なんとか主張します。
まあ、それでもやはり、二人が写っている写真が多くあることがいいので、
これから国際結婚をしようと考えている方から、ご相談があった場合は、まずは、これからでも、たくさん二人の写真を撮ってください、と、真っ先にいうようにしています。
これから国際結婚をしようと考えている方から、ご相談があった場合は、まずは、これからでも、たくさん二人の写真を撮ってください、と、真っ先にいうようにしています。
二人が写った「スナップ写真」は、ほんと、大事です。
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